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不思議な絵

毎日寝起きしている作太郎ハウスの屋根裏部屋

最近どうも飲み込まれるような感覚があり、気になっていた


1999年10月に目黒から引っ越し、2001年12月に西吉野へ出ていくまで

23歳、24歳の2年間、わたしはこの屋根裏部屋で生活していた

現在は純然たる寝室で、寝るためだけの部屋

当時は一人部屋として机もピアノもベッドも置いていた

ベッドの配置も当時は異なっていた

そしてもうひとつー

当時のわたしは毎晩のように泣きながら眠りについていた

死ぬこと 死ぬこと いつになったら死ねるか

屋根裏の暗闇の中でそればかり考えていた


なぜそこまで鬱状態だったのか

はっきりいって

ホルモン

そう、単なるホルモンのせいだと思う

思春期の葛藤が自我を確立するために必要なカリキュラムとして人間の肉体に組み込まれているように、

わたしの20代前半の鬱状態も何かしら必要なカリキュラムだったのだろう




さて、昨夜わたしはこの屋根裏で模様替えをした

正確には元に戻した

ベッドの位置 枕の向きである

仰々しく年表にするとー


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1999年10月   壁際 南西枕

~2001年12月  ※泣いて眠りにつく日々

2015年11月   窓際 北東枕 (※下記写真のとおり)











2019年 1月   壁側 南西枕

         ※鬱々とした日々、昼夜逆転ぎみになる

2019年 6月5日  窓際 北東枕


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久々の窓際 北東枕で眠りについた翌日

今朝ー

こんなキレイな夢は見たことがない



「不思議な絵」

ある部屋で一組の男女が絵を描いている
女はわたし
せっせと夢中で楽しく描いている
ふと手を止め伸びをすると、男が声をかける
「聡子さん、ひと段落した?それなら、これ見てごらん」
男は自分の描いていたものをこちらに見せる
最初は何の変哲もない絵画
風景の中にお城があったり
それが徐々に、目を調整すると違う風景になる
構図は同じで、建物が変わったり風景が変化したり
そのうち、瞬きごとに絵が変わっていき、わたしは押し寄せる興奮に圧倒され言葉を失う
やがて絵はひとつの光景に落ち着いた
色とりどりのパッチワーク柄の四角いカバンが、ぽつんと海岸の岩の上にある
波が打ち寄せ、最後にはカバンが消え黄色いスニーカーが一足、波打ち際の岩の上で日光を浴びている
次の瞬間スニーカーも消え、残された岩の表面には、あの色とりどりのパッチワーク柄が残されていた
わたしが男にそう伝えると
男は一言
「完璧」
と言った
わたしは金縛りにあったように体が沈み込み、話すことができない程に打たれていた


ここで目が覚めた

現実のわたしも、すぐには動けないほど大きな余韻に包まれていた


風水でみると北東は神聖な方角、鬼門でもあり、北東枕はメリットもデメリットもあるという

でも、心も体もどうしてもどうしてもこの方向に戻りたかったみたい

だからこれでいい


起きがけにつけた夢日記を読み返して、いかに早く夢の記憶が曖昧になっていくかを知った




色とりどりのパッチワーク柄

色彩のイメージは完全にこれ

前日に図書館で目にした絵本

ただし夢では□柄だった

「トトとタロー」

(絵) 米倉斉加年

(文) かの















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