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ヤコベイニア~vol.2 Archangel Jacobの巻

最終更新: 2018年9月20日

場面は再び、コペンハーゲン・ジャズ・ハウスの夜にもどります


「ヤコブ早く~、シャンパン開けられないよ!」

楽屋からそう呼んだのはデンマークサックスの雄、Fredrik Lundin (sax)とそのパートナーTrine-Lise Væring (Vo)でした


Jacobの住むマルメと彼らの住むコペンハーゲンはフェリーですぐですから、

彼らは同年代の良き仲間なのです

こんなに素敵なアルバムを出しています



『Music for Dancers and Dreamers』

Stunt Records ‎ STUCD–19712 1997


Lundin / Danemo Kvartet

Fredrik Lundin (saxophones, flutes and electronics)

Jacob Karlzon (piano)

Mattias Svensson (bass)

Peter Danemo (drums)

+

Guests: Carl Quist Møller (per) Krister Jonsson (g) Trine-Lise Væring (vo)


2枚組で「Music for Dancers」と「Music for Dreamers」にわかれています

最後Jacobの弾く「Celestial」という曲で終わっていきますが、「このCelestaはとっても鍵盤の固い楽器なんだよ」と話していました

***satoko's best ->「...But Then You Never Really Know, Do You?」


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さて、とても美しいTrine-Lise Væring (トリーネ・リース・ヴェアリング)

その頃新譜がでたばかりだったようで、この↓CDをくれました



『In So Many Words』

Stunt Records STUCD-19807 1997


Trine-Lise Væring (vo)

Bobo Stenson (p)

Mads Vinding (b)

Alex Riel (dr)



後日Linaとお茶をしていた時のこと、「CDくれたの」と話したら、Linaの目の色が変わりました

「今持ってる?聴ける?」


vol.1で紹介した『TEMPER』の7曲目で「What If」という曲が歌われています

実はこの曲、Fredrik Lundin(曲)/Trine-Lise Væring (詞)なんですね

北欧の歌い手に愛されている曲なのでしょう

来日時Sarah Riedel (vo)も歌っていたそうです

もちろんわたくしも



いつの日かわたしの声が失われたら

それでもあなたはわたしの好きなあの曲を弾いてくれる?

いつの日かわたしが踊ることをやめても

それでもあなたはわたしとワルツを踊ってくれる?


いつの日かこの目が盲ても

あなたはわたしに笑いかけてくれる?

いつの日か年老いてこの耳が聞こえなくなっても

あなたはわたしに愛してると言ってくれる?



同じ強力なトリオをしたがえた、こちらのアルバムに収録されています



『When I Close My Eyes』

Stunt Records STUCD-19602 1995


Trine-Lise Væring (vo)

Bobo Stenson (p)

Mads Vinding (b)

Alex Riel (dr)




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さてここからはサイドマンとしてJacobが参加しているインストのCDをご紹介します!



まずはDragan Buvac氏の運営する小さなレーベルからでているこちら↓

Cennet Jönsson(セネット・ジョンソン)いいですよねーーー



『Between the Noises』

db Productions 1997


Cennet Jönsson (ss)

Jacob Karlson (p)

※1曲をのぞいてセネットの曲です

※Joakim Milder (ts)がライナーノート書いています


このジャケのJacobが一番彼の雰囲気がでていますね

satoko's best ->「The Second Pain」






『VOLUME ONE』

Kopasetic Productions KOPACD 006 2005


DOUBLE STANDARD

Cennet Jönsson (ss)

Jacob Karlson (p)

Hans Andersson (b)

Peter Nilsson (dr)





『VOLUME TWO』

Kopasetic Productions KOPACD 006 2005


DOUBLE STANDARD

Cennet Jönsson (ss)

Jacob Karlson (p)

Hans Andersson (b)

Peter Nilsson (dr)








『Ten Pieces』

PHONO SUECIA KOPACD 94 1995


Cennet Jönsson

※Michael Brecker (ts) がライナーノート書いています


Cennet Jönsson (ss/b.cl)

Jacob Karlson (p)

Chiristian Spering (b)

Peter Danemo (dr)

Sven Berggren (tm)

Staffan Svensson (tr)

Lisbeth Diers (perc)

Mats Rondin (cello)

Joakim Milder (ts)

Dan "Gisen" Malmqvist (b.cl/cb.cl)




『MELOS』

SITTEL SITCD 9260 1999

Peter Asplund (tr)

Rigmor Gustafsson (vo)

Johan Hörlen (as/ss/fl/a.fl)

Jacob Karlzon (p)

Anders Holtz (kb)

Dan Berglund (b)

Johan Löfcrantz (dr/perc)






『Human Factor』

Music Mecca CD 4077-2 2005


Hans Ulrik (ss/ts)

Jacob Karlson (p)

Morten Ramsbøl (b)

Jeff Ballard (dr)


デンマークのレーベルですね 10曲目の「Home at last」

パッと集まってヘッドフォンもなしでライブ録音的に録ったそうです

satoko's best ->「Home at last」






『New Places』

PHONO SUECIA PSCD 169 2009

Håkan Broström Big Band


※ホーコンはスウェーデンでたくさん聴きました

 来日してほしい上位!



(Saxophones, clarinets and flutes)

Håkan Broström, Johan Hörlén, Karl-Martin Almqvist, Robert Nordmark,

Alberto Pinton

(Trumpets, flugelhorns)

Partik Skogh, Bo Strandberg, Peter Asplund, Dan Johansson

(Trombones)

Bertil Strandberg, Peter Dahlgren, Karin Hammar, Björn Hängsel

(Rhythm section)

Jacob Karlzon (p), Dariel Tilling (p), Palle Danielsson (b), Martin Höper (el.b),

Bengt Stark (dr/mar), Celle Rasmusson (perc)

(Strings)

Peter Olofsson, Jeffrey Lee, Patrik Swerdrup, Henrik Petersen


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今回も最後まで読んで下さった方に貴重なトリビアを☆


旅の間に改めて時間をとって会ってもらえることになり、Jacobの地元マルメを訪れました

カフェでお茶をごちそうしてくれた後、CD屋さんに立ち寄りこの↓CDを買ってくれました



『Jazz På Svenska』

Megafon ‎MFLP S4 1964

Jan Johansson (p)

Georg Riedel (b)

『Jazz På Lyska』

Megafon ‎MFLP S10 1967

Jan Johansson (p) Georg Riedel (b)

Arne Domnérus (cl) Egil Johansen (dr)

Lennart Åberg (ts) Bosse Broberg (tp)



「とても尊敬されているピアニストなんだ。これはジャズではなくフォークソングを弾いてるんだけれど、とっても有名な録音なんだよ。まだ知らなかったら聴いてごらん」


当時大学生のわたし、フォークソング=民謡 というものにまったく造詣がなく、

「Jacobの尊敬するピアニストか~」と思いを馳せながら聴くだけだったこのCD

それは今日、今この瞬間まで・・・


うっわーーーーーー

北欧ジャズファンのみなさんは当たり前のように知ってたの?Jan Johansson!

うっわーーーーーーうっわーーーーーー


早くからジャズに北欧の土着フォークロアを取り込み、民族的表現豊なご当地ジャズの名作を残すも、37才という若さで交通事故によって亡くなってしまうスウェーデンの天才ジャズピアニストJan Johansson

こういうことが人生で何度かあります

天使の役割をしてくれる誰かががわたしに教えてくれているのです

遠い遠い昔にすでに

でも、幼く疎く半眼で生きていた当時のわたしはその重要性に気付かない

音楽 偉人の言葉 何であれ

わたしがこの人生で知りたいと切望している真実について情報を届けてくれているんです

天使の役割をしてくれる誰かが

遠い遠い昔にすでに



vol.2 Archangel Jacobの巻




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